、好きだよ」
「あははっ私も慶次好きっ」
今日も繰り返されるこんな会話。 はというと、俺が愛の告白をしたというのに佐助と話をしてる。 佐助もまんざらではないようだ。 他の女の子ととでは見る目が違うのが分かる。
ちゃん髪きれいだね。さらさら」
「えへ、ほんと?」
「ほんと。ちゃんてば可愛いなぁ。もう食べちゃいたい」
「やだー!でも佐助大好き!」



嫌だ嫌だ嫌だ! が他の男と話すのも 他の男を見てるのも 他の男に笑いかけるのも。 は俺とだけ話せばいい 俺だけ見ればいい 俺にだけ笑えばいい。 はにこにこして佐助に手を振って政宗の方へ向かう。
「Honey!今日もcuteだぜ」
「Thank you!政宗」
「ん〜、柔らかい」
「あははっやだっくすぐったい」
男に触れられるなんて見たくない。 嬉しそうに男に触れてるなんて見たくない。
「なぁ、。こっちに来てよ」
手を強引に握って引っ張る。 後ろで政宗の声が聞こえたけれど気にしない。 横目での様子を窺うとくるんとした瞳が俺を捕えて、
「なぁに、慶次」
なんて言って緩く手を握り返された。 その手が暖かくて柔らかくて愛しくて愛しくて愛しくて。


蝶が花渡る様にひらりひらりと飛び回る君をどうしても捕まえたいんだ。


蝶のワルツ



(07.08.09)